集団授業をしていると、
受け方を見てその子が伸びるかどうかがわかります。
結論から言うと、
伸びる子は反応が良い。
これに尽きます。
集団授業の時は1時間ずっと真面目な話をしているわけではありません。
そんなことしたら飽きますから。
真面目な話を続けていくと、
空気が停滞します。
飽きているのが肌で感じ取れるわけです。
そんな時に少し笑いを入れるわけです。
飽きてから笑わせてももう集中力は戻らないので、
飽きる前にという感じです。
授業で真面目なことを話しているときの反応はもちろん大事なんですが、
そういう面白い話をしたときに、
面白いと思うかどうかなんです。
みんなが笑ってないときに笑ってたらおかしいですし、
みんなが笑っているときに、
なんで笑ってるの?と思っていてもおかしいわけです。
頭の中で処理できていないわけです。
面白さを。
そもそも聞いていなかったということもあります。
何でしょうね。
賢い子たちは授業を目で聴いているんですよ。
目線を下にして何かを書きながら授業を聞いてないんですよね。
だからそういうちょっと面白い話をしたときに、
即座に気付けるわけです。
まぁもっとはっきり言うと、
国語力ですね。
小説を読めるかどうかです。
小説というのは、
人の会話や場面の移り変わりなどで、
その登場人物の心情を読み取ることをします。
だからその場面を切り取って心情を読み取れないわけです。
笑えない子っていうのは。
集団授業をしているときはそういうところを見ています。
もちろん集団授業でやるべきことはやってます。
1時間笑わせるためにやっているわけではないです。
というか、人を笑わせることって難しいんです。
それでも栄進研は笑っている生徒が多い塾だとは思います。
当然やるべきことはやってもらいますし、
いつまでも遊んでいるとしっかり叱られますし、
メリハリが大切ということです!
メリハリをつけて、
やるべき時はやる。
遊ぶときは遊ぶ。
授業を目で聴いて反応する。
発言する。
積極的に受ける。
これが集団授業をやるうえで大切なことです。
栄進研の集団授業は、
集団と言っても最大8人ですから、
集団に埋もれることがありません。
というよりも集団に埋もれてかわすことが大嫌いなので
そんなことはさせません。
ちゃんと全員の目を見ています。
授業中によく目が合う生徒は目で聴いているということになりますね!
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