昨日残っていた中3の子たちがやっていたこと。
それは
1日にどれくらい進めればテキストを終わらせることができるのかの計算です。
目次の部分をコピーして、
そのコピーしたものに何月何日までに終わらせるのかを
それぞれの単元をもとに算出してました。
これはかなり良いですね。
目に見える状態にしたこと、
自分で目標を立てたこと、
僕がやりなさいと言っていない事。
やりなさいと言われてやることなんて
そもそも自分の意志ではないですから
それに価値が全くないとは言いませんが、
効果は下がります。
確かに僕が予定を作って渡すのは簡単です。
おそらく彼らよりも10倍の速度で終わるでしょう。
しかし、もしこれが予定通りできなかった時に、
先生が作ったからできなかったと結論付けてしまう。
それは全く意味がない。
それに自分で考えるというところにかなりの価値がある。
基本的に今の中学生は受け身な子が多い。
家庭に子供が少ないので、
親が子供に手を掛ける時間が昔よりは多いからだろう。
すぐに子供の前にやるべきことを差し出す。
子供は何も考えずに与えられたものをこなす。
これを小さいころから続けていくと
自動的に考えない子が出来上がる。
勉強に関してもアレをやりなさい、
これをやりなさいと
どんどんやるものが登場する。
よくみかけるのが、通信教育。
親が良いと思ったものが家にどんどん届く。
別に子供がやりたいと言ったものでもないのに。
確かに子供は勉強のことなのでやりたいというのは少ないと思う。
ただ、そこに何の根拠もなく、
通信教材の宣伝文句にやられて
子供にやらせていることは疑問でしかない。
後公文とかね。
あれはやってたこともありますけど、
計算力や勉強の習慣づけには良いですが、
プリントをやるだけなので、
これもまた考えない子ができますし、
問題を読まない子ができます。
公文に文章はほとんどないので。
目的別に考えると
通信教材も、公文も素晴らしいものだとは思います。
しかし、テキストというものは
根拠があって初めて力を発揮するものです。
何でもかんでもやれば良いという話ではない。
なぜそのテキストを進めて、
なぜその基準で合格しなければいけないのか、
そのすべてに根拠があり、
それをなくして成立はしないんです。
だからテキストで何を使えばいいのかの質問が来た場合は生徒に教えます。
その使うべき理由も伝えます。
そしてそのテキストで、
入試から逆算して
それくらい進めるべきかを
勉強が終わってからやってるんです。
素晴らしいじゃないですか。
帰るのは少し遅くなりましたけど、
その時間には価値がある。
だから昨日は帰れとは言いませんでした。
計画して、テストをして、分析をして、演習をする。
このサイクルを実行しようとしているのが伝わります。
きっとうまくいくでしょうね。
最終的にはね。
今回の計画が失敗してもいいんですよ。
自分で立てた計画なので、修正できますし。
ここにきて、伸びること伸びない子の差が開いてきましたね。
しかも明確に。
やっぱり伸びる子は僕と関わりたがりますもんね。
伸びない子は何かを隠すので僕には近づいてきませんし。
ばれてるのに。
中学生程度で欺くなんぞ無謀ですね。
全ては教室の序列に反映させるまでです。
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