前回も少し話した「基準」について、
もっと掘り下げていきます。
基準とは
「物事の基礎となるよりどころ。」
辞書にはこのように書いてあります。
簡単に言うとこのラインは超えましょうねってっていう線のことですかね。
その線に到達していないと基準が低いとされ、
その線を超えていれば基準を満たしていると言われます。
で、この基準の大事なことは
基準の決め方が二通りあることです。
1つが一般的に決められた基準。
もう一つが自分で決める基準です。
一般的に決められた基準というのは
例えば建築基準法とかですね。
建物を建てるときの耐震強度の基準であったり、
建物の高さが一定以上だとエレベーター必須だとか。
そういう法律などで決められているものは
当然一般的に全ての人が守らなければいけない「基準」です。
校則とかもそうですね。
髪の毛は耳にかからない長さにするという「基準」
スカートの長さは〇センチという「基準」
靴は白にするという「基準」
そんな基準が決められています。
で、もう一つが勉強や部活など、
自分を磨くために基準をどこに設けるのかというものです。
部活で一つのプレーをどこまでのレベルまで極めるのか。
例えば野球のキャッチボールで考えたとして、
塁の間の距離でやるなら受ける側の胸に100%投げられるようにするとか、
バスケで考えてみれば、フリースローは90%成功するまで練習するとか、
バレーボールならレシーブを100%セッターに戻せるようにするとか、
陸上でも100mのスタートを0.01秒の単位まで磨き上げるとか、
そういう基準って自分で決めるものなんです。
フリースローが練習で70%を目指していれば、
試合では60%にも到達しないかもしれません。
70%を目指した時点で、その基準が低いということです。
全部そうなってます。
打率3割を目指せば3割切るし、
0.1秒を縮めようとすれば、0.1秒は縮まらないし、
3回戦進出を目指せば、2回戦どまりになる。
これは部活だけではなく、
もちろん勉強でも同じです。
数学のワークを100点取るまでやれば、
テストでも9割取れるでしょうが、
8割で喜んでいたら、テストでは7割になります。
単語テストも8割で喜んでいれば、
テストでは7割を切ります。
1時間に問題を10問やって満足していると、
テストの時の時間は足りなくなります。
このくらいでいいかという気のゆるみが積み重なって、
不合格を呼び込むことになります。
「このくらい」の基準を上げるべきです。
その「このくらいでいいや」が例えば100点ならいいわけですから。
この問題は難しそうだからやらないとか、
この問題はめんどくさそうだからやらないとか、
この問題はこの前間違ったけどま、いいかとか。
いいわけないし、めんどくさいからこそやらないといけないし、
難しそうだからこそやらないといけないわけです。
今の基準で本当に大丈夫ですか?
合格する基準を自分で持てていますか?
そこで辞めてしまって本当にいいんですか?
そうやって自問自答しましょう。
全てを決めているのは自分で決めた「基準」ですから。
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