本気とは何か

受験に成功しようと思ったら、だれよりも早く本気になるべき。

 

誰よりも早く、1秒でも早く、本気になることができれば

 

その分ほかの生徒との差が開き続けることになる。

 

大学受験に向けて、いつ本気になれるかで、

 

当然のように合格率は変わっていく。

 

年齢によって難しいかどうかは置いておいて、

 

例えば小学生から東京大学に行きたいと本気で勉強していれば

 

合格できない生徒は1人もいないだろう。

 

言葉で表すのは非常に簡単ではあるが、

 

ではどうしたら早くから本気になれるのか。

 

それが目標を持つことにある。

 

将来の夢と言えばわかりやすい。

 

明確な将来の夢を持つことで

 

何に対して頑張るのかがはっきりしてくる。

 

中学3年生の受験生や、高校3年生の受験生が一生懸命勉強するのは、

 

入試という明確な目標があるからである。

 

だからこそ明確な目標を持つということが重要になる。

 

小学生のころから明確な大学名を決めるのは難しいと思うかもしれない。

 

それは当然のことで、大学名を決めるという話ではない。

 

目標を持てと言う話だ。

 

目標にはいくつか種類がある。

 

短期目標と、中期目標と、長期目標の3つだ。

 

目の前のテストで100点を取る!

 

小テストで満点を取る!

 

これらが短期目標。

 

通知表でオール5を取る!

 

○○高校に合格する!

 

これらが中期目標。

 

○○の職に就く!

 

年収〇億円以上取る!

 

これらが長期目標。

 

明確な目標がなければ

 

本気になんぞなれない。

 

本気で勉強をさせたいのであれば、

 

将来の夢を考える時間を与えるべき。

 

世の中にある職業にはどんなものがあるのかを知るべき。

 

その職業に就くためには何が必要なのかを知るべき。

 

本気になるためには、情報が不可欠だという事だ。

 

そう考えた時、果たして世の中の職業を知る機会がどれだけあるだろうか。

 

確かに受け身で待つものではないが、

 

きっかけは必要である。

 

世の中にある職業を知り、

 

自分のやりたいことを考え、

 

その自分のやりたいことでどんな仕事ができるのかを探し、

 

そのために必要なものが何かを知る。

 

そうすれば明確な目標ができ、

 

目標が明確であればあるほどに本気にもなれる。

 

もしその将来就きたい仕事の資格が

 

東大でしか取れないのであれば、

 

小学生から東大を目指すという子になるかもしれない。

 

ここでしてはいけないことが二つだけある。

 

それが妥協と諦めだ。

 

東大じゃなくてもとれると考えてしまうと、

 

目標地点がどんどん低くなっていく。

 

またどうせうちの子には東大なんて無理。と

 

小学生のうちから決めつけてしまっても

 

当然行けるはずもない。

 

妥協をせず、全力で応援したとき、

 

きっとその目標は達成される。

 

誰よりも早く本気になるべきである。

 

そのためには明確な目標が必要なのだ。

 

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