国語の伸ばし方が分からない人が多いですね。
勉強方法が分からないという人も多いですね。
さらに言うと、国語が出来ていないと感じている人も少ないですね。
もっと踏み込むと、国語はまぁ何とかなるでしょと思っている人もいますね。
残念ながら、国語は何とかなりません。
おそらく、最も点数が上がるまでに時間がかかる科目であると思います。
しかも1年やそこらでは上がりません。
長くて3年はかかります。
しかし、国語の克服こそがほかの科目を伸ばすスタートになるわけです。
その前提をまずは理解してください。
全ての科目は国語からです。
国語の勉強方法ですが、定期テストはそもそも教科書からしか出ないので
教科書とその内容に沿って作られているワーク、授業中のノートを丸暗記すれば90点以上は取れます。
おそらく定期テストに関してはどの科目よりも簡単に90点以上取れる科目だと思います。
しかしこれだと模試や入試では取れません。
それはなぜか。
国語力が上がっていないからです。
国語の定期テストは正直言って、国語力が無くても解けます。
暗記ですから。
しかし入試などの問題は初めて見る文章が2つも出ます。
古典も入れると3つも出ます。
そして広大な範囲から繰り出される漢字。
さらには文法問題。
極めつけは作文。
国語力がないと取れるわけがないんです。
では国語力とは何か。
色々と意見はあると思いますが、
・文法力
・語彙力
・文章構成力
この3つで成り立っていると思います。
言葉をたくさん知っていて、
文法の知識もあって、
自分で文章を作ることができれば何とかなります。
要するに国語の回答を探すための武器がこの3つになります。
そしたらこの3つをどうやって育てるかを考えなければいけません。
そこで最も有効なものが、
「会話」
です。
日本に住んでいる以上、すべて日本語で会話します。
他の国と違って日本は言語が単一なので、95%日本語で会話します。
いや、99%と言ってもいいくらいです。
ということはその毎日の会話を意識することで国語力は飛躍的に上がると考えられます。
毎日だからです。毎日というか、
1時間誰とも話さない時は少ないと思うからです。
必ずと言っていいほどに他人と会話をするときがあります。
そこでの会話の
言葉選び、タイミング、表情、間、テンポ、語彙
そういうものを自分よりも国語力がある人と会話をして真似をするんです。
別の人と話すときに試してみるんです。
そうやっていつも頭を使っていけば国語力は上がります。
そんなことしたら疲れると思いますか?
そう言っちゃう人は、そもそも相手があなたと話すことで疲れている可能性があります。
会話は相手がいて初めて成り立つものです。
相手の気持ちを考えずにしてはいけないものです。
相手の気持ちを考えて、何を発すればいいのか選んでみてください。
どんなタイミングで話せばいいか探ってみてください。
そうすれば自然と国語力はついていきます。
国語力の強化は日々の会話からです。
それを強く意識してみてください。
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