子供がテストを持って帰ってきて、
その点数で怒る人いますでしょ？
それやめた方がいいですよ。
怒って点数伸びるならそうすればいいですけど、
伸びないですから。
怒ったら怒られないようにすることを考えるんですよね。
でもやりたくないことは出来るだけ避けたいんですよね。
だから今度はテストを隠すようになったりするんですよね。
テストの点数を良くしようとは思わないんですよ。
怒られたことではね。
というか、
多くの中学生はテストの点数を良くしたいとすでに思っているわけです。
その既に思っている部分を伸ばせばいいのに、
怒ることでその気持ちが別の事に向くわけです。
怒られないようにするっていう方向ね。
親からすれば
怒られないようにするために点数上げれば？
と、思うのは分かりますが、
そんなことで上がるならだれも苦労してないわけです。
怒られないようにするという事だけに意識が向き、
テストの点数をあげるという事には直結していない。
だからいくら怒っても点数は上がらない。
必要なことは
どうすれば点数が上がるのかを考えることです。
点数が取れなかったという事実に対して、
どのように向き合うかという事です。
それが今の事実なわけですから、
その事実に対して何をするかなんですよね。
だから現実から目を背けていてはいけないんです。
昔みたいに順位を学校に張り出せばいいのに。
どうせ社会に出れば競争しかしないのに。
競争意識はもともと持っているのに、
それを隠す必要ってあるんですかね？
人に知られて恥ずかしい？
それでも良くて勉強しないんでしょ？
じゃぁいいじゃん。
現実を突きつければ。
そこからどうするかを考えるのが自分なのであって、
現実から目を背けることをお手伝いする必要はないんですよね。
現実を受け止めて、
何をすべきかを考えてほしいですね。
そうじゃないといつまでもそのままです。
だから怒っても何も変わらないんですよ。
そもそもベクトルも同じなのに。
親だって点数上がってほしいと思っているし、
子供本人も点数を上げたいと思っているんですから。
同じ共通の敵に向かって何をするのかを
一緒に考えてあげればいいのに。
怒ることで一緒には考えられなくなりますから。
一緒にと言っても塾に行かせているなら
変に口出ししない方が良いですけどね。
親が子供に言いたいことを
塾の先生に話して伝えてもらう方が賢いですね。
親子だから反発するんですから。
そういうものでしょ？
親となった皆さんも昔はそうだったんじゃないんですかね？
少なくとも僕はそうでしたね。
親の言うことは聞かないけど、
いとこのお兄ちゃんの話なら聞くとか、
そういうことってありますよね。
それはいつの時代も同じですよ。
親が言っても聞かないんです。
大部分はね。
そういうもんです。
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