競争力

社会に出ると「競争」という概念から逃れることはできません。

 

必ず仕事をするうえで「競争」は存在していて、

 

すぐ隣で仕事をしている会社の同僚でさえも

 

仲間であるとともに競争相手なわけです。

 

これが会社を1歩でも外に出たとき、

 

競争相手は100倍にも1,000倍にもなります。

 

そんな競争相手がひしめく状態で

 

勝ち抜いていくことが社会で生き残る手段の一つと言えるかと思います。

 

例を挙げれば

 

自動車を作る会社は他社よりも性能の良い自動車を作ろうと思うわけですし、

 

その自動車を売る立場の人たちも、同じ車でもより多く売ろうとするわけです。

 

自動車に限らず、

 

税理士でも弁護士でも研究者でも

 

ほかの同業者よりも選ばれる存在でいなければいけないわけです。

 

要するに世の中には競争というものがあふれている。

 

さて、そんな社会に出る前に

 

社会のいろいろなことを学ぶ場所が本来の学校なはずです。

 

その学校が順位をつけたがらない。

 

運動会の徒競走で順位をつけないという話は有名ですし、

 

定期テストでも順位を発表しない学校もある。

 

個人の尊重だかなんだか知りませんが、

 

社会に出ていきなり競争社会に出される方が

 

よっぽど大変だと思いませんか?

 

学校は社会に出る前の段階の予行練習のようなものです。

 

理不尽な校則であったり、

 

先輩後輩の上下関係であったり、

 

それに耐える精神力であったり、

 

そういうものを身に付ける場所でもあります。

 

何も無理やり学校に行かなくても良いという風潮が一部にありますが、

 

そのままで社会人になる歳になった場合、

 

いったいどうやって生活するのでしょうか?

 

親は確実に子供よりも先に死にます。

 

その親が死んでしまった後に

 

嫌だからやらない状態でどうやって生きていくんでしょうか?

 

年齢は何もしなくても上がっていきます。

 

引きこもろうが、不登校になろうが、

 

1日1日を過ごしているだけで年齢は加算されます。

 

実際にはその葛藤の中で過ごしているのだとは思いますし、

 

そのままではいけないというのもわかっているとは思います。

 

しかし何かはしなければいけないんです。

 

社会に出れば今までの経歴なども見られますし、

 

それこそ競争し続けないといけないわけです。

 

多様性や個人の尊重もわかりますし、

 

それが現代の社会と共生すべきだとは思いますが、

 

それが実現するのはまだまだ先だとも思います。

 

であるならば、今の社会に対応できる子供を育てるべきです。

 

さっさと親元を離れさせるべきです。

 

早くから競争を体感させるべきなんです。

 

だから学校の競争をないものにするということは

 

非常に良くない。

 

現実から目を背けているに過ぎない。

 

社会は競争だらけでできているんですから。

 

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