英語の基礎中の基礎は
はっきり言うと「語順」なんです。
「SVOCM」の事です。
俗に精読しましょうというのはこれの事です。
ただ、英語の語順の話をすると
それだけで思考が停止する生徒が多いこと。
そこでなんで語順が難しいと感じるのか、
その原因を追究していきたいと思います。
追究というか、はっきり言って一つなんですよ。
日本語の品詞を知らない。分かってない。考えたことがない。
これです。
日本語で言ったときの「動詞」とは何か？
それを聞かれたときにこたえられる生徒がまず少ない。
また、「形容詞」とは何か？
これを聞かれると動詞の時よりも少なくなる。
それが副詞になるともっと減り、
助動詞、前置詞あたりになると
表情が固まってしまう。
そもそもの「品詞」というものを全く理解していないから
英語の語順と言われても困るわけだ。
とはいえ、極端な話をすると
品詞が分からなくても語順は理解出来たりもする。
誤解してほしくないのですが、
極端な話ね。
品詞を理解しなくてもよいとは一言も言っていない。
そこお間違いのないようにお願いします。
で、
品詞の話ね。
まず日本語と英語では品詞の種類が違う。
英語に形容動詞・連体詞・感動詞・助詞はない。
違いを比較する必要はありません。
英語にはこういうものがないと覚えておいてください。
また逆に英語にあって日本語にない品詞は
冠詞・間投詞くらいかな？
あるかないかの議論なので、比較して覚える必要はありません。
まず英語にある品詞を覚えていないと精読は不可能です。
特に、
名詞・動詞・形容詞・前置詞・冠詞
これは必ず覚えてください。
後は機械的に分けるだけです。
覚えたらすぐできます。
覚えないと一生できません。
精読ができないと言っている人は
品詞を覚える努力をしていない。
それじゃぁ出来るわけがない。
とにかく英語の語順を一番最初に叩き込んでください。
それができれば英語は楽勝です。
てことはまずは品詞の理解ということですね。
皆さんご存じかと思いますが、
僕は英語の授業でそればっかり言います。
耳にタコができるくらいに。
飽きるほどに。
なぜならそれくらい重要だからです。
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