最近ちょっと気になるのが
「最近宿題をちゃんと頑張ってます！」
これね。
宿題を
頑張る
？？？？？？？？？
宿題を？
頑張る？？？
う～んとね、
これ、
普通！！！
宿題はないほうがいいというのを
前にもここで話したとは思いますが、
宿題なくそうかな
それは別として、
事実として学校から宿題出ますよね？
その学校の宿題を全部やることを
「頑張る」という生徒が増えています。
ここ数年結構見てきました。
しかし、学校の宿題というのは
やりなさいと言われたものです。
やらなければむしろ評価は下がるものです。
それを全部やったからと言って
何か偉いわけではない。
いたって普通。
頑張ることではない。
頑張るとは
言われたこと以上のことをした時に
いうものであって、
言われたことしかしていない場合は
頑張るとは言わない。
これ、生徒だけが言うのかと思いきや、
保護者でも言う人はいる。
「うちの子が最近宿題を頑張っていて・・・。」
いやいや、それ当たり前のことなんですよ。。。
健康上の理由とか
精神的な理由とは
そのほか様々な理由で
学校に行けていなかった子が
宿題だけでもちゃんとやるようになった！
これは頑張ったといえますね！
今まで宿題をあまりやらなかった。
そんな子がやっと宿題をやるようになった。
これは頑張ったとは言わない！
当たり前のことができるようになったときに
頑張ったねと言われるのは
赤ちゃんくらいよ。
もっと「頑張る」のハードル上げましょうよ。
何を当たり前のことをして
頑張ったとか言ってんの。
ご飯を残さず食べました！
いや～頑張りました！
これっておかしいでしょ？
トイレに行った後ちゃんと手を洗いました！
いや～頑張りました！
いや、洗ってなかったんかい！きたねぇよ！
ね？当たり前のことをしても
頑張るって言わないでしょ？
例えば
宿題で自主学習をノート１ページやるところ、
３倍のノート３ページをやりました！
これは頑張ったといえる！
言われた以上のことをするから
頑張ったって言えるんだよね。
社会に出ても同じだからね。
「これやっといて」と言われて、
それだけやってもだれも褒めてくれないんだよ。
それ以上の何か気が利くことをして
初めて褒められるってこと。
だから
「頑張った」レベルを上げてみて。
今すぐにね。
いかに今まで頑張ってなかったか
知ることになるよ。
本当の意味で頑張れよ。
そういう生徒を見ると
とても応援したくなりますよね。
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